今回ピックアップしたのは、2000年代にセレブリティたちが愛用していた「キャスケット」の着こなし。アイコンたちの懐かしのファッションを振り返りながら、それらをインスピレーションにした令和セレブの着こなしを解説!
【1】ジョシー・ビセット
2002年、映画祭にて。
俳優のジョシー・ビセットは、コートと小物のカラーをベージュ〜キャメルのニアリーカラーで繋ぎ、大人らしさを確保。スエード素材のコートだから、キャスケットはモードな型押しレザーを選びスタイリッシュさを獲得。ローライズデニムをベルトマークすれば、定番Y2Kルックが完成!
【2】ヴィクトリア・ベッカム
2006年、ローマ・チャンピーノ空港にて。
トム・クルーズとケイティ・ホームズの結婚式に参加するために、イタリアに到着したヴィクトリア・ベッカム。ほっこりしがちなノルディック柄ニットも、スリムなスキニーパンツとブーツ、アームカバーという黒アイテムを掛け合わせモードに昇華するのがヴィクトリア流。同じ黒のキャスケットは、深めにかぶって格好良さをとことんアピール。
【3】キャメロン・ディアス
2003年、キッズ・チョイス・アワードにて。
弾けるような笑顔が眩しいキャメロン・ディアス。キャスケットとバッグをエメラルドグリーンでリンクしたら、ブルーデニムパンツ、赤のポインテッドトゥパンプスを掛け合わせ、フレッシュなオーラを放って。ボーダーカットソーは、カラー同士の馴染ませ役としてライトグレーをセレクト。
【4】ブリトニー・スピアーズ
2003年、NYにて。
ショッピングを楽しむブリトニー・スピアーズ。トラッドな小物であるキャスケットは、上品なアイテムと好相性。ネイビーで繋いだトレンチコートとピンストライプのパンツを掛け合わせ、紳士風な上品スタイルをコンプリート。
現代ではケンダル・ジェンナーをお手本に!
キャスケットを令和のいま取り入れるなら、ケンダル・ジェンナーのコーディネートを参考に。くびれたジャケットと黒ストレートデニムパンツの装いに、黒のキャスケットとオーバルサングラス、スカーフを足してトラッドなムードを演出。ぴたぴたのスキニージーンズではなく、わずかに余白のある形をセレクトすると今っぽく着地。
Senior Writer:Fumika.A