秋冬の着こなしに変化を加えるなら、ぴりりとスパイシーな「レザーグローブ」を投入してみては? 防寒力があるだけでなく、辛口な小物だからコーディネートがスタイリッシュに整います。デイリーで参考にしやすい取り入れ方を、お洒落賢者たちが集うファッションウィークのストリートスナップからピックアップ。
フェミニンスタイルにスパイスを共存させる
見た目にもぬくもりを感じるブラウンのブルゾンに、クリーミーな白のタイトスカートを合わせしなやかに。グレーのニットプルオーバーをストール感覚でプラスし、首元を保護しながら立体感をアップ。温感配色がほっこりしないよう、緊張感のあるレザーのグローブとブーツを投入し、スパイスをミックスすれば都会的に着地。
シンプルルックに飾り気を出して
凛とした白のジャケットドレスをまとっていたこちらのゲストは、ビターなブラウン小物を投入して穏やかな引き締めを実行。バッグとシューズだけでもコーディネートは完結しますが、レザーグローブを迎えればエレガンスが引き上がり着映え力がアップ。ジャケットの袖をブラウジングし、グローブの存在感を引き立てたことも絵になる理由のひとつ。
ブラウンの手袋を暖色コーデに溶け込ませる
ファッションジャーナリストのロザナ・ライは、赤やブラウン、ベージュ、オレンジといった暖色コーディネートに馴染むよう、ブラウンのレザーグローブをチョイス。ブロックチェックのニットトップスに赤のニットを差し色として加え、キャッチーさを確保。ハイネックニットや手袋、フルレングスパンツを使ってすっかり素肌をカバーして、ぬくもりとモダンさを体現。
ビターな色でまとめシックに着飾る
インフルエンサーのキャロライン・ダウアは、レザーのパイピングがアクセントのブラウンコートをワンピースのようにまとい、優雅さを確立。パイピングとリンクしたグローブとバッグを足し、スパイシーに味付け。ちょうどいいデニール数のタイツを取り入れ、レッグラインをすらっと見せスタイルアップに繋げました。
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辛口な印象のレザーグローブを活用すれば、秋冬コーディネートの完成度がぐんとアップ。ご紹介した4名の着こなしを、ぜひ参考にしてみて。
Senior Writer:Fumika.A