セットでもセパレートでも活躍する、頼り甲斐のあるセットアップ。秋冬には「ニットアップ」を活用し、シーズンムードを盛り上げましょう。ふわふわとした愛らしいニットアップをキュートに傾けすぎず、大人らしく着こなすためのハウツーを解説。

辛口黒レザー小物をおともにする

甘い白のケーブルニットとミニスカートのセットアップを着用していた、アパレルブランド「ROTATE Birger Christensen」を手掛けるジャネット・フリス・マドセン。重厚感のあるワークブーツとキルティングトートバッグという辛口黒レザー小物をおともにすれば、甘さがセーブされちょうどいいバランスに着地。

プリントスカートを仕込みお洒落心を満たす

ベージュのニットアップは色合わせしやすく、着回し力が高いのが魅力。プルオーバーとロングスカートのセットは、ニットの裾のサイドをラフにインして、斜めのラインを生み出すとのっぺりしません。さらに花柄のマキシスカートをインに忍ばせ、裾にアクセントを作ればお洒落心を満たすことに成功。ベージュに馴染む、白地のブラウンを選ぶのが吉。

癒し効果のあるグリーンをまとって

ぱっと目に留まる、爽やかなパステルグリーンのニットアップを着用していたインフルエンサーのハート・エヴァンジェリスタ。オフショルダーとして着こなすと、肌見せが切れ味の良さに繋がりスタイリッシュさを両立できます。ミントグリーンのパンプスで色の調和を意識しながら、プラットフォームのデザインでモダンさを演出。黒バッグで締めればパーフェクト!

鮮烈な赤にはタフな黒ブーツがフィット

着映え力の高さを確保するなら、インフルエンサーのヨーヨー・カオのようなブライトレッドをリコメンド。ざっくり編みが抜け感を宿してくれるから、印象がきつくなりません。鮮烈なカラーを、バックルデザインがスパイシーなロングブーツで受け止め、釣り合いを取って。プルオーバーにゆとりがあるぶん、ヘアはすっきりまとめバランスアップを実現しました。
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ぬくもり、温感を演出できるニットアップの着こなしをご紹介しました。
セットで着用すれば時短で様になり、セパレートで活躍する振り幅の広さも魅力。ぜひ、チェックしてみて。

Senior Writer:Fumika.A