秋らしい柄といえば、やっぱり「チェック柄」を真っ先に思い付く人も多いのでは? 簡単にキャッチーさが叶い、グッドガールな模様が上品さを演出してくれるのが頼もしいです。今回はそんなチェック柄が甘くなりすぎない、大人のためのコーディネート術をお洒落賢者たちの着こなしから伝授。
お利口スタイルには締め色の黒を取り入れて
インフルエンサーのベッティーナ・ルーニーは、トラディショナルな赤のタータンチェックAラインスカートを取り入れ、深まる季節を表現。ケーブルニットカーディガンをおともにして、グッドガールなオーラを放って。甘さがくどくならないよう、トップスとシューズは締め色である黒をセレクト。バッグは白を選び、シャープさを授けリズミカルにまとめました。
ドライなカーキパンツで大人のアメカジスタイルへ
バッファローチェックと渋色のカーキパンツを合わせ、大人のアメカジスタイルを作ったインフルエンサーのバーバラ・マルテロ。これがシャツだとややリラックス感が強くなるところ、ブラウスなら大人らしさをセーブできます。さらにレディなヒールパンプスを効かせ、凛とした面持ちへ。
タートルニットと重ね着して立体感アップ
インフルエンサーのヨーヨー・カオは、ブルーのノースリーブツイードワンピースを着用。起毛感のある素材が季節感を盛り上げます。そこに白のタートルニットを合わせ、清楚さを引き上げ。ワンピースの裾にキャメルのロングブーツを繋ぎ、足元に重厚感を宿せばモダンさを共存させることに成功。
チェック柄をたっぷり効かせながら辛口に
実験的なモードエレガントスタイルがお好みな、ソーシャライトのオリヴィア・パレルモ。フリンジが効いたチェック柄のジャケット×スカートのセットアップを、ベルトマークしてメリハリラインを形成。チャンキーなカチューシャやワークブーツの辛口な黒小物が作用して、甘いだけじゃないモードスタイルが出来上がり。
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秋の街中で映える、チェック柄の着こなしをお届けしました。
重ね着や質感ミックスが楽しくなる季節には、ぱっと目に留まる柄を効かせ着映えを叶えて。
Senior Writer:Fumika Abe