例年以上の暑さに見舞われている日本列島。うだるのような暑い日をシックに乗り切るために、涼やかさを確保した「モノトーン」コーディネートにトライしてみてはいかが？ けっして重く見えず暑苦しくならない、そんな着こなしの作り方をファッションウィークのストリートスナップからご紹介します。
王道白Tシャツをエレガントに昇華
いつもの白Tシャツは、ファッションエディターのクロエ・ストリートのように、大胆なクロップド丈にすると鮮度が宿りヘルシーさも盛り上がります。そこに黒のタイトスカートとポインテッドトゥパンプスをプラスし、エレガントな装いへと導いて。スカートが総レースになっているので、軽快さも両立することに成功。仕上げにシルバーのバッグやアクセサリーを加え、ひんやりとした涼感を授けました。
白のメッシュワンピースなら軽やかさ抜群
コーディネートを考えるのも億劫な暑い日には、一枚で絵になるワンピースを手に取って。モデルのミカ・アルガナラズは白のノースリーブメッシュワンピースを活用し、通気性の良さを獲得しながら軽やかさを演出。フラットサンダルやくたっとしたホーボーバッグというリラクシーな黒小物は、シルバーの飾りやハトメがモダンさに貢献。
夏の黒はお腹周りと腕を露出して重くさせない
きりっとしたブラックコーディネートに身を包んでいた、インフルエンサーのヴァネッサ・ホン。アメリカンスリーブのトップスですっきりと腕を覗かせたら、お腹周りもちらっと見せて重くなるのを解消。黒を基調としているからこそ、幅広ハンドルがアクセントの白バッグの存在感が引き立ち、切れ味よく整っています。
白のスカーフが優雅さと涼感を醸す
デコルテと腕を出した大胆な肌見せスタイルも、ツヤのある白のベアトップスとミニマルな黒スラックス合わせなら優雅な印象に。クリームホワイトのスカーフを首にあしらい、肌見せ面積を調整しながら涼感を上乗せ。スカーフのしたで揺れるゴールドのネックレスで、モノトーンを華やかに味付け。
夏に映える、シックな「モノトーン」の装いをご紹介しました。
シーズンレスに活躍する無彩色の着こなしは、配色の分量、素材、肌見せにこだわると軽快さを両立できます。ピックアップした4名をぜひ参考にしてみて。
Senior Writer：Fumika Abe