世界で活躍するお洒落賢者たちをピックアップする【今、気になるファッションアイコン】シリーズ。ファッションをもっと楽しみたいとき、お洒落をアップデートして気分を上げたいときには、彼女たちを参考にしてみて。
今回ご紹介するのは、香港生まれでロンドン在住のファッションエディター、ロザナ・クロエ・ライ。アメリカでジャーナリズムの学位を取得したのち、雑誌社へ入社。その後アジア版『タトラー』のファッションディレクターを務めたり、英版『マリ・クレール』や『ハーパーズ バザー』などでフリーランスとして経験を積んできました。現在『グラマー』にてファッションエディターとして活躍しています。
そんな彼女の、洒落感が高まるアウターの活用法、冬コーデのマンネリ解消に役立つカラーアイテムを使ったコーディネートを5選ピックアップしました。

煌めくワンピースに辛口コートを重ねて

ぬくもり感じるニットワンピースは、ラメが編み込まれた生地、マキシ丈でエレガンスを獲得。シューズはメタリックシルバーのパンプスを選び、煌めきを上乗せ。そこにぴりっとスパイシーな黒レザーロングコートとアニマル柄バッグをプラスすると、華やかな着こなしが引き締まって都会派ムード満載に着地。

色味を変えたデニム素材が抜け感に貢献

端正なダブルボタンのコートとパンツ、きれいめ小物を合わせたクラシックスタイルも、デニム素材をメインにすれば程よい抜け感が好作用して、気張りすぎないお洒落が楽しめます。濃紺デニムのコートとライトブルーデニムバッグを重ね、奥行きをメイク。パンツとパンプスは白で繋ぎ、軽やかにフィニッシュ。

こだわり小物でキャッチーさを高める

ファー切り替えが新鮮なコートは、バーガンディカラーがトレンド感を後押し。さらにチャームで飾り付けた赤のボストンバッグと、シャープなメタリックシルバーパンプスをプラスして、キャッチーさを倍増。インナーとパンツはシックな黒でまとめると良バランスに整います。

ベージュをベースにすればカラーアイテムも簡単

ニュートラルカラーであるベージュを基調とすれば、ポップなカラーリングも簡単! ピンクのスリーブやポケットがアクセントのニットプルオーバーに、オレンジのニットプルオーバーを引っ掛けてポジティブオーラを振りまいて。バッグでもビタミンカラーを取り入れ、統一感を持たせると好バランス。

ピンクをスタイリッシュに着こなす方法

ブルーのグラフチェックが施されたパステルピンクのスカートと、くすみピンクのニットストールを合わせた高揚感漂う着こなし。トレンドカラーであるビターブラウンのレザージャケットとバッグ、切れ味の良いシルバーパンプスと合わせると、ピンクの甘さが中和されてスタイリッシュにまとまります。

ロザナ・クロエ・ライの着こなしはいかがでしたか?
コートが主役になる季節だからこそ、彼女のようにキャッチーさが叶うデザインを選んだり、カラーアイテムをうまく取り入れることでコーディネートに鮮度を宿して。

Senior Writer:Fumika Abe