ロンドン在住ライターが取り入れるだけでコーデを今っぽくアップデートしてくれる、最新の着こなしをお届けします。今回は2024年2月16日〜20日の期間に開催されたロンドン・ファッションウィークにフォーカス。注目の2024年秋冬トレンドをチェックします。さらにロンドンで開催中の、映画監督「ウェス・アンダーソン」の世界観を表現したエキシビジョンについてもご紹介♡

「バーガンディー」のアイテム

昨年に続き人気継続中のレッド。2024年の秋冬は明度の高い、鮮やかな色味から深い、落ち着いたトーンにシフト。クラシカルなカラーがコーディネートにリッチなテイストを添えてくれます。すでに海外インフルエンサーたちはバッグやシューズといった小物類で取り入れていますが、秋冬は全身をバーガンディでワントーンコーデしたり、より色を堪能するスタイリングがメジャーになりそう!

「リボンモチーフ」でガーリーなドレスアップを

シモーン・ロシャなどのランウェイで目を引いたリボンモチーフ。服だけでなく靴やバッグといった小物にまで登場しています。華やかなシーンにぴったりなモチーフは、大きく取り入れればモードな雰囲気に、フラットシューズなど小物で取り入れるとレディなアクセントとしてコーデを今年らしく盛り上げてくれます。話題のバレエコアなファッションにもリボンはマストです♡

優しげフェミニンな「ペールカラーのワンピース」

ピーチファズ、ペールブルーなど、淡い色味に注目が集まる2024年。繊細な砂糖菓子カラーのワンピースがスーザン・ファンをはじめ複数のブランドのランウェイに登場しました。優しいトーンにチュールやシフォンといったエアリーな素材の組み合わせが最旬です。パーティシーンに重宝するリトルブラックドレスを既に持っていたら、2枚目としておすすめ!

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独特な世界観に浸る! ウェス・アンダーソンのエキシビジョン

ヴィクトリア & アルバート博物館や自然史博物館といったミュージアムが立ち並ぶロンドン「サウスケンジントン」。そのアーティスティックでブルジョワなエリアで、映画監督ウェス・アンダーソンの世界を思わせる風景写真を集めた『Accidentally Wes Anderson』が開催中です。

韓国でZ世代を中心に25万人を動員、日本でも昨年『ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている』として渋谷・ヒカリエホールにて開催された話題のエキシビション。ポップなカラーに彩られたどこかシュールな作品のなかには、歌舞伎座や新幹線といった日本の風景も登場します。

フォトブースやオリジナルのメールが送れるポスト、カラフルなグッズも豊富にラインナップ。おしゃれな空間に文化系ロンドナーたちも盛り上がっていました♪

Accidentally Wes Anderson

Senior Writer:神田朝子