ウエストから裾に向けてふんわりと広がったペプラムトップスは、レディな雰囲気を高めてくれる反面、野暮ったく見えてしまうと場合も。8月に行われた2025年春夏コペンハーゲン・ファッション・ウィークでは、このペプラムをスタイリッシュに取り入れた賢者たちが続出。センスよく取り入れることで、気になるお尻周りをカバーしつつ、垢抜けたスタイルも楽しむことができます。

ショート丈 & レザーならスタイリッシュにキマる

ほっこりとした可愛い感が出やすいペプラムデザインをカッコよく着こなしたいなら、彼女のようなショート丈 & レザー素材が効果的です。短丈なら全体がスマートにまとまり、レザーが洗練感を与えてくれるので、野暮ったさを軽減してくれること間違いありません。さらに、ブラウン × ブルーデニムのデミュアな配色も夏から秋にかけてのスイッチコーデに最適。

品のよさと洗練さをもたらすオールホワイト

REMAIN(リメイン)の2025春夏の新作を纏って登場したのは、アパレル会社Birger Christensen CollectiveのCEOを務めるデニス・クリステンセン。高感度が高くエレガントなオールホワイトは、ペプラムシルエットがあるだけで洗練された遊び心を約束してくれます。ペプラムトップスはリラックス感のあるボトムとの合わせが断然今っぽ。

乙女心をくすぐる甘いピンクのペプラムが主役

オスロを拠点に活動するデジタルクリエイターのマレン・シャは、ガーリーなピンクのペプラムトップスを着用。足元にはピンクのアディダス サンバを合わせてカラーをリンクさせて統一感を持たせていました。さらに、甘くなりすぎないようカジュアルなデニムやパンチの効いたサングラスで緩和させるなど、小ワザを効かせたコーディネートがお見事でした。

ペプラムは白シャツとのレイヤードで差をつける

大きな襟がデザインされたシャツにペプラムデザインのベアトップをレイヤードした彼女。インパクトのあるグラデーションボトムを合わせて大人アバンギャルドな雰囲気で魅了していました。ワイルドな印象の強いレオパードのペプラムベアトップは、白シャツとレイヤードすることでクリーンに。フリルの可愛らしさも抑えて大人っぽく仕上げてくれます。

CHFWでキャッチしたペプラムトップスを取り入れた賢者たちをご紹介しました。デザインや着こなし方で野暮ったく見えてしまうこともあるペプラムデザインですが、取り入れ方次第でレディライクに仕上げたり、体型カバーができたりする優秀アイテムです。賢者を参考に着こなし方を工夫してみてください。

Senior Writer:H_aco