世界のインフルエンサーの最新コーディネートをお届けする連続企画。今回はシーナ・アンジュリーさん(Sina Anjulieさん。以下、シーナさん)に登場してもらいます。リラックス感のあるカジュアルスタイルをクリーンな印象で着こなすシーナさんはドイツ・ベルリンを拠点とするコンテンツクリエイターとして、クリエイティブな活動をしています。シーナさんに最近のお気に入りコーディネートを見せてもらいつつ、日々の生活について聞いてみました。彼女の考え方のなかに、あなたがファッションをもっと楽しむヒントが見つかるかも。

キレイめにストリートを着こなして

1着目は前シーズンから引き続き大流行中のワイドでストレートなジーンズを主役にしたコーディネートです。レザージャケットはジップを閉めて、タイトな印象に。

着用アイテム

レザージャケット:ヴィンテージ

セーター:Arket

ジーンズ:COS

バッグ:eBayで見つけたお気に入り

パンプス:ベルリンのスリフトストア・Humanaで見つけたセカンドハンド

シーナさん:このコーディネートはすごく自然に決まりました。私はキレイめなスタイリング好きですが、オーバーサイズのアイテムでストリートっぽい要素を加えるのも好きです。今は牛柄にすごくハマっているので「絶対にこのバッグを持たなきゃ!」と思いましたね。そこから他のアイテムを合わせて、アースカラーとシンプルなシルエットに仕上げました。これが一番自分らしくて、心地よいと感じるスタイルなんです。

シーナさんのライフスタイル

・最近ハマっていることは何ですか?

シーナさん:最近はスポーツをするのが本当に楽しいです。ただ体を動かすだけじゃなくて、新しいことに挑戦することが楽しいんですよね。リフォーマー・ピラティス、ホットヨガ、サイクリングなどのコースを受講し、いろいろ試しています。そうすることで自分自身のことをより深く知ることができます。私は仕事やメディアとの絶え間ないやり取りのなかで、自分のバランスを取ることが大事だと感じています。自分自身にチャレンジして、コンフォートゾーンから抜け出すことを学びました。その学びが私にたくさんのポジティブなエネルギーをくれて、ストレスフルなときにも上手く対処できるようになりました。

・コンテンツクリエイターとしての活動で一番好きなところは何ですか?

シーナさん:自分らしくいられることと、自分の人生や成長のアルバムを作れるところ。私は視覚的なコンテンツが大好きだし、自分の好きなようにコンテンツを作ることを本当に楽しんでいます。コンテンツ制作を通して、自分自身を見つめ直すきっかけにもなりました。他人と自分を比べるのではなく「自分が満足できる活動」に集中することができるからです。自分自身を好きになること、そして自分を信じることを学びました。

・ベルリンで洋服やアクセサリーをチェックしたい時に行く、お気に入りの場所やお店はどこですか?

シーナさん:正直にいうと、ベルリンの店舗で買い物するのは好きじゃないです。いつも混んでいるし、残念ながらヴィンテージショップは超高いんですよね。なので、買い物をするときはほとんどオンラインです。Arket(H&M傘下のブランド)やCOSなどのショップも、オンラインだと品揃えが充実しているし。お気に入りのデザイナーズ・アイテムはいつもVinted(フリマアプリ)やeBay Kleinanzeigen(ドイツのローカルなクラシファイドアプリ)でチェックしています。

コーディネートは全体のバランスが命

2着目は季節の変わり目を楽しむコーディネート。ショーツとブーツの組み合わせが軽やかな印象を与えます。紺や黒などの落ち着いたトーンを取り入れても重くならない、絶妙な肌見せと小物使いがポイントです。

着用アイテム

ボマージャケット:Carhartt

シャツ:Weekday

ショーツ:COS

バッグ、ブーツ:ともにMaison Margiela

シーナさん:2着目はもっとカジュアルにしてみました。ボマージャケットとショーツを着ると、いつも春を感じるんですよね。撮影の日はちょっと寒かったけど(笑)。絶対に持っておきたい、私のなかの定番アイテムにマージナル・ブーツとバッグを組み合わせました。全体が黒くなりすぎないように、最近Colors Companyから届いたウォッシュド・キャップをかぶることにしました。このキャップのカットが大好きで、ほぼ毎日かぶっています。よいキャップを見つけるのは私の人生の課題ですね!

おわり

シーナさんの洗練されたストリートスタイルをもっと見たい方はぜひ彼女のInstagramをチェックしてみて。毎日のコーディネートのインスピレーションがきっと見つかるはず。

https://www.instagram.com/sina.anjulie/

Photographer:Olena Mindrina

Senior Writer:Yuko Kotetsu