オールシーズン活躍する定番の「レザースカート」ですが、2025秋冬はさらに注目度が高まる予感。中でも、リュクスな印象は残しつつもレザー特有のハードさは抑え、ちょっぴりレディに仕上げることで旬なムードへと導いてくれます。肌見せトップスと合わせたり、レディなシルエットのものを取り入れたり、女っぽさを意識した着こなしがおすすめです。

辛口レザースカートもフレアシルエットならレディに

ミラノのストリートでキャッチした女優のニコール・アリ・パーカーは、ブラックレザーのスカートをフレアシルエットで取り入れてハードさを回避。フォーマルなテーラードジャケットを肩がけすることでカチッとした印象に仕上げつつも、デコルテからちょっぴり肌を覗かせることで色っぽさも忘れないコーディネートに。

ボディラインを強調するマーメイドシルエット

2000年代前半にトップモデルとして人気を博したココ・ロシャは、光沢感のあるレザースカートをチョイス。一見ハードな印象のレザースカートですが、優美なマーメイドシルエットが女性らしいラインをメイクしてくれます。ロングスカートには、鮮度抜群のクロップド丈のデニムジャケットを合わせればバランスよく着こなすことができます。

重厚感のあるレザーは白Tを仕込んで軽やかに

黒ほど重厚感はないものの、合わせやすく洗練さを宿したいなら黒に近いダークブラウンレザーがおすすめです。モデルのジョージア・メイ・ジャガーは、同色のレザージャケットを合わせたセットアップの着こなしを披露してくれました。ベーシックながら、フロントにボタンが施されているのでカジュアルダウンして着こなすことも。また、レザーの配分が多く重く見えてしまうので、ライトな白をインナーに仕込むことで軽やかに。

秋の始まりはブラウンで統一した女っぽレザー

数あるレザーの中でも、女性らしい柔らかみのあるマットなブラウンレザーのスカートを着こなしたのは、モデルのチェルシー・ワイマール。トップスに合わせたノースリーブは、ニット素材をチョイスすることで秋らしい雰囲気を添えることに成功。ストンとしたIラインシルエットがすっきりとした着こなしを約束してくれるので着痩せ効果も抜群です。

シーズンレスで使える素材ではあるものの、秋冬気分を一層盛り上げてくれる「レザースカート」。カジュアルにもきれいめにも着こなせるベーシックなものを一枚持っておくととっても便利です。今年っぽく仕上げるポイントは肌見せやシルエットで女っぽさを意識すること。ぜひトライしてみてください。

Senior Writer:H_aco