ロイヤルズの格式と現代性を兼ね備えた、まさに“ロイヤルファッションの新基準(The Royal Standard)”をご紹介。世界のロイヤルたちが体現するタイムレスで、エレガント & モードな装いの哲学を紐解きます。今回は、モナコ公室のシャルロット・カシラギ。どのルックにも、自分のスタイルを知り尽くした知的なスパイスを利かせる彼女の、エレガンスの真髄を探ります。
ロイヤル界屈指のファッションアイコン
故グレース・ケリーの孫であり、モナコ公室メンバーとしてロイヤルファンに愛されているシャルロット・カシラギ。その類まれなファッションセンスはロイヤル界随一とも称され、「シャネル」のミューズとしても君臨しています。
伝統を重んじながらも独自のスパイスを利かせたモダンな着こなしは、世界中のファッショニスタから常に注目の的!
気負わず、ロイヤルの品格をにじませて
「シャネル」のヘリテージであるツイードを、エッジィなジャンプスーツで現代的にアップデート。「伝統+モダン」の融合がシグネチャースタイルである、彼女らしさを物語る一枚です。
無造作ヘアとナチュラルメイクという、決めすぎないバランスにもスタイリングの美学を感じます。
上品なツイードも、着地はモードに
鮮やかな色彩でありながら、端正なテクスチャーがクラス感を感じさせるセットアップ。インナーのアイレットレースをジャケットから覗かせ、重厚感のあるツイードに柔らかなニュアンスを添えました。
足元はあえて太めのメリージェーンで、モードに引き締めるのがシャルロット流。
緻密なレイヤードで洗練を纏って
繊細なチュールにスパンコールが瞬くエレガントシックなシアードレス。深めのVネックや、透け感を生かしたヘムラインがセンシュアルなムードを演出します。
異なる質感のブラックをリズミカルに重ねる‟上手さ“は、ロイヤルファッショニスタならでは。
計算された抜け感が装いの格を分ける好例
深みのあるボルドーレザーにブラックデニムを合わせたマスキュリンなスタイル。ラフに捲り上げた袖口やちらりと覗く足首など、計算された「肌見せ」に上級者ならではのこなれ感が漂います。
足元はフェミニニティが香るピンヒールパンプスがお約束。
Text:K.uehara