毎日持ち歩くメイクポーチには、その人らしさがぎゅっと詰まっている。本連載では、世界を拠点に活動するファッション関係者たちのポーチの中身をご紹介します。
忙しい日々のなかでも彼女たちが選び抜いたアイテムは、トレンドではなく“自分に合うこと”が基準。そのコスメを選んだ理由や、日々の美容習慣とライフスタイルから、リアルで等身大の美のヒントを探ります。

仕事後にそのままディナーへ。
オンとオフ、どちらも乗り切るポーチの中身

【PROFILE】

Minami / ライター

文化服装学院でファッションを学び、都内でPR職としてキャリアをスタート。数多くのファッションブランドを担当して経験を積む。その後、拠点をロンドンとベルリンに移し、現在はライターとしてIT企業に在籍。ファッションとテクノロジー、両領域の知見を活かした柔軟な視点と表現に定評がある。

日中のオフィスワークのあと、メイクを軽く手直しするだけでそのまま友人との食事へ。メイクはオンにもオフにも対応することが大切。透明感と抜け感を大切に、自分らしさをさりげなく引き出してくれるアイテムだけをポーチに。

ポーチの中身を紹介!

「PR時代に担当していたブランドのポーチを、今も愛用中。持ち運びにちょうどいいサイズ感なので『コスメはこの中に収まる分だけ』と決めて持ち歩くようにしています。自分なりのちょうどいい基準として」

(1) Dior ディオールスキン フォーエヴァー グロウ ヴェール
(2) Dior ディオールスキン フォーエヴァー イドラ ヌード
(3) Dior ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー
(4) ADDICTION ザ アイシャドウ 142
(5) ADDICTION リップスティック ピュア 001
(6) Alterra ブラッシュスティック
(7) &be スティックアイシャドウ ピンクアイボリー
(8) RMK カラーリップグロス 06 スパイスレッド

ベースメイク

「Diorのディオールスキン フォーエヴァーシリーズが大好き。下地、ファンデーション、コンシーラーはすべてDiorです。美容液成分が高配合されているので、ヌード感を残した仕上がりになります。それに全然崩れないんですよ!あまりメイクしない日にはファンデーションは使わず、下地とコンシーラーだけにするときもあります」

ポイントカラーアイテム

「気に入ったアイテムは、何度もリピートしたくなるタイプ。最近のヒットはドイツのドラッグストアRossmannで手に入る、オーガニックコスメブランドAlterraのスティックチークです。くすみ感のある絶妙なピンクが気に入っています。乾燥しやすいドイツの気候には、パウダーよりスティックタイプの方が使いやすいです」

「目元には、&beのアイシャドウで濡れたようなツヤをプラス。ADDICTIONのアイシャドウも同様に、自然な光を宿したようなツヤ感が魅力で、抜け感のある印象に仕上がります」

リップ

「オフの日は、色味がしっかり出る赤リップを選ぶことが多いです。黒い服を着ることが多いので、鮮やかなカラーが程よいアクセントになります。気分に合わせて選べるよう、いつも数本をポーチに入れて持ち歩いていますね」

※掲載アイテムは全て本人私物となります。

Senior Writer / Photographer:Yuko.K