今回ご紹介するのは、シンガポール出身のインフルエンサー、ヨーヨー・カオ。Instagramで人気に火がついた彼女は、2012年〜2019年の間にファッションブランド「Exhibit」を手掛け、現在ではビューティブランド「ROMI」の共同創設者として活躍しています。
そんな彼女の冬の終わり、春の始まりに楽しみたい着こなしを、ファッションウィークのストリートスナップからピックアップしました。
王道モノトーンこそディテールにこだわって
ミラノファッションウィークのストリートに、グレーと黒の端正なスタイリングで登場したヨーヨー・カオ。ロングコートとスカートのグレーセットアップに、黒のトップスと小物を合わせきりっと格好良く。クラウンの高い帽子やアンクルストラップがアクセントのパンプスという、ステートメントな小物ならモダンさが香って。スカートのインに忍ばせた、ミントグリーンのスリップスカートがほんのり春らしさを感じさせます。
ステートメントなアウターも白なら軽やか!
ボリュームスリーブとエコファーがアクセントの、インパクト大なフライトジャケットでパリファッションウィークに参戦。クリーミーなホワイトのコートに、それよりも明るい白のショートパンツとロングブーツを合わせ、ワンカラーにすれば軽やかさをクリア。コートにボリュームがあるので、ヘアはすっきりとまとめて。
手編み風ハットがキュート♡
ダブルボタンがトラッドなベージュのニットワンピースのインに、ギャザースリーブと丸み襟が愛らしいシャツを忍ばせてグッドガールな面持ちに。リブレギンスとブーツ、バッグはブラウンでリンクし、ぬくもりを感じさせて。フェミニンながらも、バックルロングブーツのスパイスのおかげで甘くなりすぎません。仕上げに、暖色のなかで映える手編み風の水色ハットをアイキャッチとして添えて。
定番デニムパンツは無難にならない形で勝負
シアリングジャケットとデニムパンツの組み合わせに、スウェードブーツとツイードハンチングハットを足してほんのりレトロなムードを演出。定番デニムパンツも、穏やかな迫力を備えたスーパーワイドレッグなら無難にならず、周りと差を付けることに成功。
インフルエンサー、ヨーヨー・カオのストリートスナップを4選ご紹介しました。春はもうすぐそこだけれど、まだ寒い… そんなときに役立つコーディネートをピックアップしたので、ぜひ参考にしてみて。
Senior Writer:Fumika Abe