「Less is more」を大切に、10年後も身に付けたいアイテム選びを心掛ける
【PROFILE】
Yukari L.Takatori / 映像ディレクター
メトロマニラ生まれ。幼少の時に日本に移住。高校卒業後、単身渡米。ロサンゼルス生活の後、ローマとニューヨークでプロダクションに所属。テレビ番組、CM、ミュージックビデオ等の制作に携わる。帰国後に独立。映像をはじめ、写真、音楽制作、絵画など多岐にわたって独自のスタイルを追求している。
INSTAGRAM:https://www.instagram.com/yukarilacsamana
Less is moreを信条に、シンプルでありながら自分を引き立てるものを選ぶ彼女。流行に左右されず、長く愛せる価値のあるものを大切にし、惹かれるという感覚より、身に付けるものが自分に調和するかどうかを重要視。シンプルで洗練されたスタイルを好み、歳を重ねるにつれてビジネスアタイアにも気を使うように。今は日常的に着られるカジュアルなセットアップスーツを探し中。
10年以上愛用中のCalvin Kleinのロングコート
「ニューヨークに住んでいた頃、一目惚れして購入したロングコート。10年以上前のものですが、今でも愛用しています。ウエストがくびれているデザインなので、フェミニンな着こなしができるところが気に入っています。前を閉じてワンピースのように着たり、上からベルトをオンして着ることも。使い勝手がよく、オンオフで使えるので重宝しています」
経年変化を楽しめる、土屋鞄のレザートートバッグ
「普段は、スマホと鍵しか入らないような小さなバッグを使っているのですが、大切な資料やラップトップを持ち運ぶために最近購入したのがこのトートバッグです。スリムでミニマルなデザインが気に入って即決しました。上質なレザー素材なので、エイジングを楽しみながら、長く愛用していきたいと思っています」
CITIZENのリストウォッチ
「以前はスマートウォッチを使っていましたが、毎日の充電や通知、定期的な買い替えが煩わしくなり、今愛用しているのがこの腕時計です。無駄のない洗練されたデザインが自分のスタイルにも合っているんです。腕時計は大きめサイズが好みなので、あえてメンズサイズを選びました。時計はデザインだけでなく、機能性や実用性、コストパフォーマンスも重視しているので、総合的に見てやっぱり日本製が一番ですよね」
Ray-Banのサングラス
「ほぼ毎日かけているサングラス。私の目は光に敏感なので、曇りの日や明るい屋内でも使えるものを探していて、たどり着いたのがこのRay-Banです。レンズがほんのり紫がかっていて、目の表情が見えるので、仕事中でも相手に威圧感を与えることなく自然にかけられるんです。シンプルすぎず、程よく個性を主張するデザインが気に入っています」
Photograph:Ayu
Senior Writer:H_aco