ファッション、アート、そしてクリエイティブなムードに包まれた2025年秋冬のミラノ・ファッションウィーク。街角にはファッション愛好家が集い、コレクション発表にとどまらず、各地で華やかなイベントが開催されました。そんな中、現地スタッフがストリートスナップを敢行。中でも、フェミニンで春らしい「スカート」の着こなしが目を引いた今季。会場に集まった華やぎスカートスタイルをお届けします。

ふんわりとした透け感が魅力のパープル×ライトブルー

歩くたびに軽やかに揺れるエアリーなスカートを纏ったのは、自身のアパレルブランド「ATTIRE THESTUDIO」を手掛ける、ドイツ出身のクセニア・アドンツ。パープルのリブニットと、優雅なシースルーのスカートが織り成す上品なコンビネーションに、ライトブルーのインナースカートと靴下を合わせることで、シックでありながらも柔らかなコントラストを生成。シルバーのパンプスとグリーンのバッグが、全体のコーディネートにクールなアクセントを加え、洗練された雰囲気へと押し上げていました。

エアリーなアイシーブルーで春を先取り

NYを拠点に活躍するモデルでインフルエンサーのメアリー・リーストは、大人っぽさと春の訪れを予感させるアイシーブルーのスカートを主役にスタイリング。シンプルながら女性らしさとドラマティックな雰囲気を感じさせるのは、優雅なレイヤードペンシルスカート。ブラックジャケットと小物で全体を引き締め、大人っぽくシックな雰囲気に昇華させていました。

プリーツスカート×ローファーの大人プレッピーで春気分

今シーズン、各地で頻繁にスナップされていたNY在住のインフルエンサー、イリナ・クロ・アイケ。バリーの会場で、ベビーピンクのスカートにライトブルーのブルゾンを羽織ったスタイルをキャッチ。ピンク、パープル、ブルーのニュアンスカラーが絶妙にミックスされ、春らしさとフェミニンさを引き立てていました。プリーツスカートとローファーの組み合わせも、ニュアンスカラーなら、春らしい大人プレッピースタイルに。

きちんと感のあるセットアップは足元でこなれ感を

グレーのジャケットとアシンメトリーのプリーツスカートを合わせた彼女をキャッチ。シャープなジャケットに、スカートのユニークなシルエットが見事に融合し、都会的でモダンな印象に。きちんと感を演出できるセットアップは、靴下×ファーサンダルというミスマッチなスタイリングがこなれ感を強調しています。足元にカジュアルな要素を加えることで、全体にリラックスしたムードを漂わせつつ、大人の余裕を感じさせる着こなしです。

Photographer & Senior Writer:H_aco