この冬も、もう終盤。残りの冬の着こなしを楽しむために「手袋」を投入して新鮮さを宿してみてはいかが? コーディネートのトーンと揃える方法や、着こなしのアクセントになるカラー選び、春を先取りする手袋の選び方をピックアップ。最新のファッションウィークからスナップをピックアップしたので、ぜひ参考にしてみて。
手袋投入で肌見せ面積を極力抑えめに
シックなレイヤードコーディネートを披露した、クリエイティブディレクター、スタイリストのポーンウィカ・シュピーカー。タートルニット、シャツ、ストライプジャケット、レザーコートを重ねて上級オーラを振りまいて。ボトムはベーシックでプレーンなベージュパンツを選ぶのが吉。ダークトーンの着こなしにマッチするよう、手袋はビターなブラウンをセレクト。肌見せ面積を極力抑えると格好良さが倍増します。
白コートを軸にして小物の存在感を引き立てる
小物の存在が活きるよう、白のロングコートをメインにして。バラクラバと手袋を足すと防寒力がアップして、寒い冬の外出でも安心。防寒コーディネートがほっこりして見えないよう、手袋はぴりっとスパイシーなバーガンディのレザータイプを指名し、ストイックな面持ちへ。バッグ、ブーツは黒を選び、引き締めを実行するとパーフェクト。
ブラックコーデに淡い色を差して
黒を基調としたコーディネートは、ベロアジャケットとレザートートバッグのツヤを頼りにして単調になるのを阻止。さらにエレガントなハットを足し、洒落感をアップさせて。そこに淡いブルーの手袋を投入すると、黒が柔らかく見える作用が働きしなやかに着地。
レースグローブで春を呼び込んで
ネイビージャケットとライトブルーデニムパンツが共鳴する爽やかな着こなしを見せたモデルのエルザ・ホスク。白レースの手袋を投入し、一足先に春気分に浸って。ジャケットにあしらわれたリボンのカラーとマッチするよう、深みレッドのバッグを投入。サイズ違いのバッグをダブル使いするというテクニックで小気味よく仕上げました。
いつものアウタースタイルが新鮮に映える、手袋の活用法をご紹介しました。防寒力だけでなく洒落感も高まるので、お気に入りのひとつを見つけてみて。
Senior Writer:Fumika Abe