2025年1月17日から21日までの5日間にわたり開催されたミラノ・メンズ・ファッションウィーク。なかでもプラダの会場には、ファッション界の著名人やセレブリティたちが集結し、華やかなムードに包まれました。今回は、現地在住ライターが会場へ足を運びキャッチした豪華ゲストや会場に集まったファッショニスタたちの最新スナップをお届けします。

ミラノの街並みに映える華やぎファーコート

毛足の長いゴージャスなファーコートを纏い会場に現れたのは「La CollectionParticuliere」の創設者で、フランスの「purpleMAGAZINE」のデジタル・ディレクターも務めるスヴィタ・ソボル。スタイリングやクリエイティブディレクションを務めるニキータ・ヴラスセンコとの2ショットもとってもお似合い。

チェック柄を引き立てる大人の洗練クラシック

英国の雑誌「Tank」創設者であるキャロライン・イッサは、裾がアシンメトリーになったタータンチェックスカートを主役に、クラシックな雰囲気を纏って登場しました。タートルネックのニットに薄手のダウンジャケットを合わせて防寒対策とおしゃれをしっかり両立。

目をひくユニークなコートはプラダのヴィンテージ

貫禄たっぷりな様子で会場に向かっていたのは、元VOGUE JAPAN編集長兼クリエイティブ・コンサルタントで、最も影響力のあるファッション・ジャーナリストの一人である、アンナ・デッロ・ルッソ。上質な白のファーコートに女性の顔が描かれたアーティステックな1着は、プラダのヴィンテージだそう。足元はストッキングブーツでスッキリとまとめて。

真っ赤なファーのムートンコートを主役に

「BritishVogue」のファッション・フィーチャーズ・ディレクターを務める、ジュリア・ホブスは、シンプルなグレーのワンピに鮮やかな赤のファーコートを羽織っていました。ファーとレザーをドッキングさせたデザインなら上品かつエッジーな雰囲気を添えてくれます。また、透け感のある靴下を合わせるのも今っぽ。

ベレー帽やスカーフなど小物使いで格上げ

ベレー帽とサングラスとスカートのホワイトをリンクさせたり、レオパード柄のスカーフを頭にキュッと巻きつけたり、小物使いが光る2人をキャッチ。レトロヴィンテージを感じさせる雰囲気も新鮮です。

モダンでクラシカルなジャケットスタイルがプラダらしい

ジャケットのインナーにシンプルな白シャツを取り入れ、クラシックな雰囲気を漂わせる2人をキャッチ。マニッシュな中にもエレガントさを感じさせるパンツスーツに、プラダらしい品格のあるファーコートを羽織り、まさに洗練さが際立っていました。隣の彼女は、ブルーの靴下とバッグでさりげなくアクセントを加え、遊び心をプラス。

エレガントながら今っぽいカジュアルさが魅力

つい触りたくなるようなふわふわの白いファーコートを纏った彼女。重くなりがちなファーも、透け感のある薄手タイツで軽やかに仕上げ、タイツにレイヤードした靴下が今っぽくカジュアルなアクセントに。黒のスカーフを頭にオンすることでフレンチシックな雰囲気が引き立ち、垢抜けた印象に。

ドット×レースのスカートのレイヤードが今っぽ

ドット柄スカートに透け感が魅力のレースのスカートをレイヤードした今っぽくもエレガントなスタイリングの彼女。トレンドのブラウンジャケットを羽織り、パールのネックレスをレイヤードすることで、女性らしさと洗練された雰囲気が際立っていました。

ストリートスナップ常連のアンナ・デッロ・ルッソ、キャロライン・イッサ、スヴィタ・ソボルなど、豪華なゲストが集結したプラダのメンズコレクション。会場外でも、多くのおしゃれピープルに遭遇し、そのファッションを楽しむことができました。

Senior Writer & Photographer:H_aco