本企画では、休日コーデやお気に入りの場所、最近ハマっていることなど、“おしゃれ人”のオフ時間をのぞき見。
今回登場するのは、夫婦でヘアサロンを営む美容師・acoさん。ふたりの男の子を育てながら、休日も公園へ、買い物へとアクティブに過ごしています。家族のために仕込む発酵調味料から、仕事の日には着られない白い服、気の合う友人との時間まで。忙しい毎日の中で楽しむ、acoさんのオフ時間を聞きました。
休日もアクティブに。子どもと楽しむ、手作りとお出かけ
ーーまずは、今のお仕事について教えてください。
夫婦でヘアサロン「é.dit tokyo」をやっています。私は美容学校を卒業した20歳のときに入社して、アシスタントからずっと同じお店で働いているんです。その後、もともとのオーナーからお店を引き継いで、今は私たち夫婦で営んでいます。

美容学生の頃にいろいろなサロンを見学したんですけど、このお店はスタッフがみんな明るくて。シャンプーをしてくれたアシスタントの方も、学生の私にすごく優しく話しかけてくれたんです。その雰囲気が好きで、「ここに入りたい!」と。

ーー美容師になりたいと思ったのは、いつ頃からですか?
小さい頃から、人の髪を触るのが大好きだったんです。母の友達に髪が長い人がいて、遊びに来ると三つ編みをさせてもらったりしていました。
小学生になると、お祭りの日には友達がうちに集まって。母がみんなに浴衣を着せて、私が髪をアレンジしてから出かける、というのを毎年やっていたんです。
ーー仕事で大切にしていることは?
とにかく、お客さまにハッピーになってもらうことです。
美容室って、気分転換に来る方もいるじゃないですか。髪をきれいにするのはもちろん、お話をすることで気持ちもちょっと変わって、元気になって帰ってもらえたらいいなと思っています。
ーー休日は、どんなふうに過ごすことが多いですか?
午前中は、たまっていた家事をしたり、麹の調味料を作ったり。休みの日はなるべく手作りのおやつを食べさせたいので、子どもと一緒に作ることもあります。
そのあとは公園に連れて行って、習い事の送迎をして。雨の日は、商業施設の遊び場に行くこともありますね。今は上の子の受験もあって、塾のお弁当を作ったりと、子どもと過ごしている時間が多いです。
ーーお休みの日も、かなりアクティブですね。
そうなんです。昔から、家でじっとしているより、外に出たいタイプで。
家でゆっくり映画やドラマを見て過ごせる人に憧れるんですけど、なかなかできないですね(笑)。
ーー休日に作っている、麹の調味料についても教えてください。
醤油麹やにんにく麹など、調味料になるものを作って、切らさないようにしています。ごはんをたくさん作り置きするというより、平日の食事作りが楽になるように、調味料を仕込んでおく感じです。

味噌も年に一度、作りに行っています。ちょうど仕込んだものが出来上がったところなんです。夏にはカリカリ梅や梅ジュースも作りました。梅ジュースは子どもが飲んで、もうなくなってしまったんですけど(笑)。
30代後半くらいから、食事には気をつけようと思うようになりました。家族もいるので、健康のためにできることをしたくて。私の中では腸活のつもりで、こういうものを作っています。
ーー最近の休日で、特に楽しかったことは?
夏休みに、家族4人で出かけられたことです。
夫の仕事や子どもの学校、塾、習い事があるので、家族全員の予定が合うことが本当になくて。夏休みに上の子の塾がお休みの日があって、みんなで車に乗って、コストコに行ったり、ごはんを食べに行ったりしたんです。
特別な場所に行ったわけではないんですけど、4人で出かけるだけで「家族っていいな」と思いました。
仕事では着られない白い服。休日こそ、好きなおしゃれを
ーー仕事の日と休日で、服装は変わりますか?
変わります。今日も白を着ているんですけど、仕事の日はカラー剤がついてしまうので、白い服はあまり着られなくて。でも、やっぱり白も着たいんですよね。だから休日には、白やベージュなど、明るい色の服を楽しむことが多いです。

ーー買い物は、どんなところへ?
最近は古着も好きなので、中目黒や原宿のヴィンテージショップに行きます。古着を混ぜて着ることもありますね。


それから、伊勢丹も大好き。あの空間の雰囲気が好きで、時間があれば行きたくなります。

ーーかばんの中身、見せてください。
赤いバッグに、財布や手帳、イヤホン、タオル、ボトルを入れて。毎日使うものだから、実用性はもちろん、手に取ったときに気分が上がるかも大切にしています。手帳に貼ったステッカーやキーホルダーで、遊び心も少し。

ーー愛用しているコスメも知りたいです!
愛用のスキンケアは、気づけば韓国コスメが中心に。保湿や目元のケア、日焼け対策など、毎日の肌のお手入れを支えてくれるアイテムたちです。

リップは、その日の気分で選べるようにいくつか常備。メイクアイテムにハンドクリーム、香りものを詰め込んだ、いつものポーチの中身です。存在感たっぷりのE.T.のポーチもお気に入り!

ーーおしゃれや暮らしのヒントは、どこから得ていますか?
SNSも見ますけど、同じエリアに住んでいるママ友から刺激を受けることが多いです。
アパレルやヘアメイクのお仕事をしている方もいて。少し年上のママたちの暮らし方や、仕事への向き合い方を聞くと、すごいなと思います。
自分も若い頃は、美容師の仕事は時間もなくて大変だなと思っていたんですけど、ほかの仕事の話を聞くと、大変だったのは自分だけじゃなかったんだな、と。いろいろな人と話せることが、刺激になっています。
ーー休日のヘアアレンジは?
お団子にすることも多いですし、髪を低い位置でまとめて、ボブっぽく見せることもあります。長い髪も好きなんですけど、ときどきボブにしたくなるので。

バレッタなども大好きで持ち歩いています。

帽子もよくかぶりますね。髪の下のほうだけ少しセットして、帽子を合わせる日もあります。眼鏡も必須!

ーー愛用しているヘアケアも教えてください。
私の髪はブリーチをしていて広がりやすいんですけど、「アマトラ」のシャンプー、トリートメント、洗い流さないトリートメントが好きです。しっとりさせたい方にもおすすめしたいですね。

友人とのおしゃべりも、ひとりで「無」になる時間も
ーー子どもと過ごす以外に、自分の時間はどう作っていますか?
休みの日の夜に、夫に子どもをお願いして、ママ友と飲みに行くことがあります。
上の子のママ友とは、子ども抜きで新大久保に遊びに行ったり、韓国旅行に行ったりするくらい仲がいいんです。下の子の保育園のママたちとも飲みに行きますし、休日は誰かと会っていることが多いですね。
ーーよく行く、おすすめのお店は?
祐天寺の「リムタン」です。子どもと一緒でも行きやすいし、みんな優しくて、とにかく居心地がいいんです。
お店にいる方が子どもと遊んでくれたり、隣の人が話しかけてくれたり。来ている人が、みんな友達みたいな感じなんですよね。友達と飲みに行った帰りに「もう一軒行こう」となって、寄ることもあります。
ーーひとりで過ごす時間はありますか?
ほとんどないんです。でも、ときどき本当にひとりになりたくなって、夫に「1時間だけ、子どもを外に連れ出して」とお願いすることがあります。
その間、ソファに座って、何も考えずにぼーっとするんです。少しSNSを見たり、お昼寝したりすることもありますけど、何かをするための時間というより、ただ「無」になる時間。
普段は、休日でもソファにゆっくり座ることがほとんどないので。それが、実はすごく幸せなんですよね。

ーーこれから休日に始めたいことはありますか?
そろそろ、本当に運動をしたいです。ジムに行くとか、何かやりたいなと、ずっと思っているんですけど。
下の子が小学校に入ったら、平日のお休みに自分の時間ができるし、上の子の受験も終わるので。その時間を、自分のためにめいっぱい使いたいと思っています。すごく楽しみです。
ーーacoさんにとって、休日とはどんな時間ですか?
仕事を忘れて、リセットする日です……!
家族や友人との時間を楽しみながら、自分のためのひと息も。忙しいacoさんを支えているのは、その両方なのかもしれません。


