今回ご紹介するのは、デンマーク版『ELLE』のクリエイティブディレクターを務めるジョセフィーヌ・アークロー。2009年、デンマーク版『ELLE』にてファッションアシスタントとしてキャリアをスタート、2014年から2020年のあいだには「Never not going」というトラベルブログを執筆していました。ファッションエディター、ファッションディレクターを経て現在の職に就いています。
そんな彼女の、ミニマルなカラーを軸にした、着回しテクニックを含めた残暑のスタイルを4選ピックアップ。
印象的なスカートをカジュアルダウン

大人フェミニンなモノトーンスタイルに身を包んで、ニューヨークファッションウィークに参戦。印象的なデザインの黒ミニスカートは、胸元の刺繍ロゴがさりげないアクセントの白タンクトップと、スニーカーでカジュアルダウンしてデイリーに引き寄せ。ハンドルの長いモダンな形のバッグをプラスし、モノトーンコーディネートの完成度をアップさせました。
リブスカートを合わせIラインを強調

コペンハーゲンファッションウィークには、シンプルながらも計算された美シルエットの着こなしで参加。先にご紹介したものとおなじ白タンクトップに、ブラウンのリブタイトスカートをプラス。すらっとした形、畝のあるスカートを採用するとIラインを強調できてスタイルアップに繋がります。スカートより濃い色味のネックレス、くすみブルーのバッグを添えてほんのり秋らしさをトッピング。
リトルブラックドレスはシンプルに徹して

おなじくコペンハーゲンファッションウィークにて。なだらかに広がるAラインや詰まったネックが大人らしさを叶える、ミニ丈のリトルブラックドレスを活用。先ほどのスナップで使用していたバッグとトングサンダルをプラスし、ミニマルシックを体現。ミニワンピースは、シンプルに徹するとキュートに傾かず大人の余裕を醸せます。
モノトーンに任せればロマンティックも簡単

ぽわんと膨らむ袖やふんわりとした形がフェミニンなブラウスとショートパンツのロマンティックな装いも、慣れ親しんだモノトーンに任せれば甘くなりすぎず好都合。さらにレザー素材のパンツを使って程よい緊張感を宿せばスタイリッシュ。余白のあるトップスとパンツなので、華奢ストラップのサンダルを迎えてメリハリを演出。
残暑に参考にしたい、ジョセフィーヌ・アークローのスナップを4選ご紹介しました。
端境期にはシーズンレスなモノトーンや、季節感を更新できるブラウン、くすみカラーが役立ちます。ぜひ、彼女の着こなしをチェックしてみて。
Senior Writer:Fumika Abe