今回ご紹介するのは、パリを拠点にモデルとして活動するジャスティン・ソランゾ。15歳のときにアマチュアモデルとしてキャリアをスタートさせ、19歳のころにスカウトマンの目に留まり、モデル業を本格的にスタート。ランウェイやキャンペーンモデルとして活動する傍ら『Sous les projecteurs』という小説を出版するなど、作家としての才能も発揮しています。
そんな彼女のモードエレガントな夏の装いを、ファッションウィークのストリートスナップから5選ピックアップしました。
ゆとりシルエットでスタイルアップを叶える

力の抜けすぎない、都会的なデニムパンツスタイルでコペンハーゲンファッションウィークに参戦。程よいゆとりのあるパンツを選ぶと、かえってレッグラインの華奢さが強調されスタイルアップに繋がります。そこにくびれのあるジャケットを合わせ、しなやかさをプラスしコーディネートを格上げ。お腹周りをちらりと覗かせ、白とブルーの配色をヘルシーに誘導しているのも参考になります。
バーガンディと黒で織りなすシックな着こなし

バーガンディと黒という熟したカラーコーディネートで「The Garment」のショーへ。爽やかなカラーを選ぶことが多くなる夏こそ、こんな深みのある配色に任せて新鮮さを味わって。潔く脚を露出した着こなしは、レザー素材のショートパンツを採用すると辛口な印象になりスタイリッシュ。
肌見せしてモノトーンを軽やかに

シーズンレスなモノトーンコーディネートは、たっぷりと肌見せして軽やかさを意識すると季節感にマッチ。ドレープが美しいグレーのオールインワンのインナーは、プラトップを指名して切れ味よく。涼やかなシルバーのジュエリー、パイソン柄のスリングバックパンプスが格好良い女性像を叶えます。
フェザードレスを使って高揚感を漂わせる

フェザーが華やかな、ミッドナイトブルーのミニドレスをまとっていたジャスティン。厚めバングのミディアムヘアスタイルが、往年のムービースターを彷彿とさせるようなドラマティックなムードを盛り上げます。メタリックシルバーのサンダルを投入し、涼感配色を意識してサマードレッシースタイルをコンプリート。
大胆トップスにソフトなグレーを合わせて

肌見せスタイルが映える暑い日には、ジャスティンが「エリザベッタ・フランキ」のショーを訪れたときに着用していたような真っ赤なビスチェを手に取って。視線を奪うセンシュアルなトップスには、ソフトなグレーパンツを掛け合わせ、程よくドレスダウンしてデイリーに引き寄せ。かりっとシャープな黒小物で引き締め、格好良くまとめました。
ジャスティン・ソランゾのサマースタイルを5選お届けしました。彼女のようなエレガントなムードを取り入れてお洒落心を満たし、暑い日を凛と乗り切って。
Senior Writer:Fumika Abe