今回ご紹介するのは、1987年生まれ、ロシア出身のモデルであるカティア・トルストヴァ。厚めのバングスがトレードマークのカティアは2011年にランウェイデビューし、数々のファッションショーに出演したり、広告モデルとして活躍してきました。またファッションコンテンツを発信しているInstagramが話題となり、インフルエンサーとしても活躍中。
そんな彼女の、モード心が刺激されるファッションウィークでの着こなしをご紹介します。
ピンストライプの白セットアップで切れ味よく

NYファッションウィークでの、涼やかなホワイトコーディネートをピックアップ。真っ白なセットアップは、ピンストライプが切れ味の良さを高めてくれます。同じ白の細ベルトでウエストマークし、くびれを強調することで単調になるのを防止。パンツがアンクル丈なので、コンフォートサンダルを掛け合わせ軽快さを倍増させて。
プリントワンピースを主役にしてドラマティックに

「ティビ」のショーに参戦した日は、エレガントなワンピースを着用。さらっと一枚でコーディネートが完結するこの時期のワンピーススタイルは、それだけで着映えが叶うデザイン性の高いものを選んで。モダンなボタニカル柄、中央に寄せられたギャザー、イレギュラーヘムが躍動感を叶えます。ブラウニッシュなトーンなので、小物もキャメルやベージュを選び、色の調和を取りました。
柄を重ねて上級者なオーラを放つ

コペンハーゲンファッションウィークで開催された「ヘンリック ヴィブスコフ」のショーへ。レトロな趣が漂うギンガムチェック柄のキャミソールワンピースは、ネイビーを指名したことで清涼感が漂っています。グッドガールな形のワンピースなので、シューズはフェミニンなメリージェーンをセレクト。ショールのように羽織ったスカーフとバッグをモノグラムでリンクし、柄×柄にすることで上級者なムードをアピール。
鮮烈な赤を差してモダンさを引き上げ

総レースに白鳥の刺繍が施された、ユニークな白ワンピースをまとって「キャンバス」のショーに参加。すらっとしたIラインのおかげでエレガンスが際立ちます。ワンピースのプリントの色を拾って、小物は赤で統一。構築的なデザインのパンプスと、メタリック素材のバッグを指名して変化をつけ、立体感を高めました。
シンプルモノトーンをアレンジして無難にさせない

インフルエンサーのソーラ・ヴァルデマールとジャネット・フリス・マドセンが手掛けるブランド「Rotate Birger Christensen」のショーに参加。白のタンクトップと黒パンツという夏のミニマルモノトーンスタイルも、フラワー刺繍や煌めく素材が目を引くシアーワンピースを重ねてモダンに昇華。さらにひんやりとした見た目のシルバー小物を足し、清涼感を演出すればパーフェクト。
モデル、インフルエンサーのカティア・トルストヴァのスナップを5選ピックアップしました。
モードなプリントアイテムを取り入れたり、レイヤードを駆使した着こなしは、シルエットにこだわることでエレガンスを両立していたカティア。ぜひ彼女を参考に、この夏のコーディネートを楽しんでみて。
Senior Writer:Fumika Abe