ずっと愛用しているお気に入りのジャケット、友人が手がけた温もりあるネックレス、ヴィンテージショップで偶然出会ったコート……。時代や流行に流されることなく「自分らしさ」を大切にしているファッション愛好家たちの「愛用品」には、それぞれの時間や思いが詰まっています。本連載では、6人の女性が選んだ愛用品と、その背後にある物語をお届けします。

「上質で長く愛用できるモノ」を心掛け、旅先で出会うヴィンテージやセカンドハンドのアイテムを楽しむ

画像: 「上質で長く愛用できるモノ」を心掛け、旅先で出会うヴィンテージやセカンドハンドのアイテムを楽しむ

【PROFILE】
Aco Hirai/フリーランスライター
女性ファッション誌のエディターとして活躍しながら、約7年間、専門学校で雑誌編集者を目指す生徒たちの指導し携わる。2015年に独立し、2020年からはイタリアに拠点を移して活動中。現在は、ファッション、ライフスタイル、旅、国際恋愛をテーマに執筆を続けている。
INSTAGRAM:https://www.instagram.com/aco.hirai

シンプルで上質なアイテムを長く愛用する彼女。旅先でのヴィンテージショップ巡りが好きで、その土地の歴史や文化が感じられるアイテムに出会うことを楽しんでいる。ヴィンテージに惹かれるのは、過去のアイテムを愛でるだけではなく、少しでもサステナブルな消費を意識しているから。また、旅先で出会う「モノ」は、ただのファッションではなく、旅の思い出やその時の感情を呼び起こしてくれる大切な存在だという。

20年以上愛用しているクラッチバッグ

画像: 20年以上愛用しているクラッチバッグ

「上京したての頃、何もわからず迷い込んだ裏原のヴィンテージショップ(今となってはどこだったのかも覚えていません。笑)で、一目惚れして買ったクラッチバッグです。どこにでもありそうで、でも意外と見かけないこのマーブル模様が気に入っています。長い年月を経て、イタリア移住にも付き添ってくれている、約20年分の思い出が詰まった大切な愛用品です」

ミラノのジュエリーショップYURIKOのリング

画像: ミラノのジュエリーショップYURIKOのリング

「イタリアに移住した頃に購入したYURIKOのゴールドリング。ミラノの中心地にショップを構え、ミラノでデザインから研磨まで、すべて職人の手作業によって作られています。現地のブランドを身につけることは、その街に溶け込むだけでなく、その場所への愛情を表現することにも繋がると感じています」

セカンドハンドのスカーフとノンナのスカーフ

画像: セカンドハンドのスカーフとノンナのスカーフ

「年末に訪れた南イタリアのセカンドハンドのお店で偶然出会ったスカーフ(右)です。ダークカラーになりがちな冬のコーデに合わせやすく、華やかさも添えてくれるところが気に入っています。緑のスカーフ(左)は、パートナーのノンナ(おばあさま)のセカンドハンドです。スリムタイプなので、バッグに巻いたり、首元にオンしたり、ちょっとしたアクセントにしています」

BAUM UND PFERDGARTENのペプラムトップス

画像: BAUM UND PFERDGARTENのペプラムトップス

「去年の夏、初めてコペンハーゲン・ファッション・ウィークに参加させて頂いたのですが、その時に招待してもらったブランド、バウム ウンド ヘルガーテンのトップスです。現地の路面店へ足を運んだ際に、ペプラムシルエットが気に入って購入しました。これを着るたびに、スタジアムで行われたショーの光景はもちろん、コペンハーゲンの風景までも蘇ってきます」

※掲載アイテムは全て本人の私物になります。

Photograph:H_aco
Writer:Coordisnap 編集部

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