~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~
大阪・夢洲(ゆめしま)にて10月13日(月・祝)まで開催中の大阪•関西万博2025(EXPO 2025)が大人気です! 158の国・地域・国際機関が参加して運営する各パビリオンやレストランには連日長蛇の列ができ、SNSには続々と攻略法がアップデートされるほど話題となっていますが、本記事では、ファッション好きな人が楽しむべき、ちょっぴりマニアックなおすすめの見どころや体験施設を厳選してお届けします。
画像: 大阪•関西万博2025のアイコニックなランドスケープである大屋根リングを背に、来場者を出迎えるミャクミャク像 www.expo2025.or.jp

大阪•関西万博2025のアイコニックなランドスケープである大屋根リングを背に、来場者を出迎えるミャクミャク像

www.expo2025.or.jp

有名メゾンの世界観や理念を堪能できるパビリオンを見学

大阪•関西万博2025には、158の国・地域・国際機関やさまざまな企業が参加し、さまざまなスタイルのパビリオンを設けて独自の文化や最新技術を発信しています。おしゃれ好きが見逃せないのが、人気ラグジュアリーブランドがパートナーを務めるパビリオン。入場チケット予約時の事前・当日予約枠や先着順入場枠を勝ち取れば入場できるので、健闘を祈ります!

フランスパビリオン(先着順入場)

ルイ・ヴィトン、ディオール、セリーヌといった人気メゾンを擁するLVMHグループがゴールドパートナーのひとつとして参加する「フランスパビリオン」。“愛の讃歌”をテーマに、フランスの風景・芸術・技術を体験する旅を楽しめるような没入型コンテンツで人気を集めています。

画像: (左)『LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)』の展示エリア ©️LOUIS VUITTON・(右)の展示エリア ©️Victor Marvillet

(左)『LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)』の展示エリア ©️LOUIS VUITTON・(右)の展示エリア ©️Victor Marvillet

『LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)』の展示エリアでは、オーギュスト・ロダンの彫刻「カテドラル」を囲むように84個ものワードローブトランクを壁いちめんに展示した空間や、真鍋大度さんがが手がけた映像作品とともに楽しむトランクのスフィア(球体オブジェ)で、メゾンが掲げてきた旅のストーリーを楽しめます。また、『Dior(ディオール)』の展示エリアでは、オートクチュールを手がける職人たちのクラフツマンシップをオマージュしたさまざまなインスタレーションを展示。圧巻は、約400点ものドレスが壁いちめんに並ぶ真っ白なトワルの群像です。

ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier(要事前予約/先着順入場)

画像: 真っ白な立体的格子で構築されたウーマンズ パビリオンのファサードは、建築家・永山祐子さんによるもの。ドバイ万博の建物を再利用したサステナブル建築なのだそう

真っ白な立体的格子で構築されたウーマンズ パビリオンのファサードは、建築家・永山祐子さんによるもの。ドバイ万博の建物を再利用したサステナブル建築なのだそう

「カルティエ(Cartier)」が内閣府・経済産業省・2025年日本国際博覧会協会と共同出展している「ウーマンズ パビリオン」では、女性をエンパワーメントするために、訪れるすべての人々をインスパイアする没入型体験の数々で、ジェンダー平等の実現に向けて学び、考える機会を与えてくれます。小説家の吉本ばななさん、詩人・アクティビストのエムティハル・マフムードさん、環境保護活動家のシエ・バスティダさん、俳優・タレントの黒柳徹子さんなど、世界を舞台に活躍するさまざまな女性アーティストやアクティビストからのポジティブなメッセージを受け取って。

「コモンズパビリオン」で世界の伝統衣装を学ぶ

90以上の国や地域が共同で出展するA〜Fの「コモンズパビリオン(共同館)」は、事前予約なしで自由入場できるうえ、お国柄豊かな各国の展示やショップがいくつもひしめき、まるでお祭りのようなにぎやかムードのなか、世界旅行気分が楽しめて大人気! 特に、複雑な国内情勢により日本からの渡航が難しい国々の展示は必見です。

画像: 「コモンズ-D」の展示の一部。(左)キューバブースに展示されている民族衣装。緻密な刺しゅうや模様が美しい・(右)モンゴル貴族の既婚女性が着用するシルク製ローブ

「コモンズ-D」の展示の一部。(左)キューバブースに展示されている民族衣装。緻密な刺しゅうや模様が美しい・(右)モンゴル貴族の既婚女性が着用するシルク製ローブ

特に見ごたえがあるのが、各国の生活文化が如実にあらわれる服飾関連の展示です。現代にも受け継がれている伝統的な民族衣装や、婚礼などの特別な儀式で着用される豪奢な衣装など、服好きなら誰もがひきつけられる展示が盛りだくさん! 伝統衣装を試着させてくれる国のブースもあるので、ぜひトライしてみて。

ご当地アクセサリーを値切り買い!

ご当地グルメや生活雑貨・お土産などを販売しているパビリオンや「コモンズパビリオン」内ブースでは、アテンダントやスタッフとコミュニケーションをとりながら、万博ならではの濃厚なショッピング体験が楽しめます。アジアや中東の国のショップで値札がついてないものには、価格交渉の余地があるかも!?

イエメン(コモンズ-A)ブースのきらめきアクセサリー

画像: 「コモンズ-A」イエメンブースで販売されているアクセサリーの一例。常に人だかりができているので一目瞭然です

「コモンズ-A」イエメンブースで販売されているアクセサリーの一例。常に人だかりができているので一目瞭然です

「コモンズ-A」にあるイエメンのブースには、ブレスレット・ネックレス・リング・キーホルダーなど、キラキラと輝く華やかなアクセサリーがいっぱい! 見入っているうちにスタッフに手を取られてブレスレットを次々と手首に乗せられ、電卓で数字を表示されたら、現地のスーク(市場)さながらの値切りバトルがスタート。つたない英語でも、身振り手振りでも、筆談でも大丈夫なので、気に入ったものがあればぜひ値段交渉してみて。粘ると最初の提示価格よりも20〜30%ほど安くなる印象ですが、なかには半額ほどのディスカウントに成功する猛者も! ほかの人の交渉術を眺めて真似してみるのも◎。

「ネパールパビリオン」の天然石アクセサリー

画像: (左)3月の誕生石であるアクアマリンが大粒でズラリ! お値打ち価格なので3月生まれの方は必見・(右)大きさも色あいもすべてが一点モノの天然石ペンダントヘッド

(左)3月の誕生石であるアクアマリンが大粒でズラリ! お値打ち価格なので3月生まれの方は必見・(右)大きさも色あいもすべてが一点モノの天然石ペンダントヘッド

諸事情につき7月下旬にようやく待望のオープンを果たした「ネパールパビリオン」。事前予約なしで入れる1Fスペースには、ご当地グルメが楽しめるフードコートや雑貨店が軒を連ねており、本場の市場さながらのにぎわいを見せています。最もお買い得なのが、天然石や鉱石の原産地として知られるネパール産の原石やアクセサリー類。ブレスレットやリングにあしらわれた石粒の大きさに驚きます。仏教美術を中心にネパール文化がじっくり学べる2Fの展示スペースを見学するのをお忘れなく!

「万博サウナ」や「死海スパ」で癒される

パビリオンをめぐるだけが万博の楽しみ方ではありません。喧騒から離れてホッとひと息つける空間もお見逃しなく。暑さや混雑で遊び疲れた心身を癒してくれますよ。

万博サウナ「太陽のつぼみ」(要事前予約)

画像: 昼と夜でまったく異なる光の演出が楽しめる「太陽のつぼみ」。サウナテントをモチーフにしたロゴをバックプリントにあしらったサウナガイドのユニフォームは「SOPH.(ソフ)」とのコラボで、来場者も購入可能

昼と夜でまったく異なる光の演出が楽しめる「太陽のつぼみ」。サウナテントをモチーフにしたロゴをバックプリントにあしらったサウナガイドのユニフォームは「SOPH.(ソフ)」とのコラボで、来場者も購入可能

大阪湾に面した万博会場の端にあるサウナ「太陽のつぼみ」は、国内外で“サウナ師匠”と慕われている秋山大輔さんがプロデュース。自然光を透過する極薄超軽量フィルム「ETFE」と、構造体を兼ねた最小限のアルミフレーム、空気だけで構成したテトラ形状のユニットからなる開放的なサウナテントでしっかりと汗をかき、心地よい海風が吹き抜けるなか、音響・照明・香り(エッセンシャルオイル)といったさまざまな演出でサウナを楽しむことができるんです。男女混浴(水着着用)・1セッション最大14名・総入れ替え制で1日あたり5〜6セッション・着替えを含めて約90分というメニュー。受け入れ可能人数が少ないため、本万博の予約最難関といわれていますが、ぜひ万博で“ととのい”体験をしていただきたいもの!

「ヨルダンパビリオン」の死海スパ(要当日予約)

画像: スクリーンに映し出される死海のビジュアルと本物の死海の塩(床に注目!)を眺めながらハンドマッサージが受けられる「ヨルダンパビリオン」の「死海スパ」。20分¥2,500(実際の施術時間は10分程度)。予約は1Fカフェカウンターに相談を

スクリーンに映し出される死海のビジュアルと本物の死海の塩(床に注目!)を眺めながらハンドマッサージが受けられる「ヨルダンパビリオン」の「死海スパ」。20分¥2,500(実際の施術時間は10分程度)。予約は1Fカフェカウンターに相談を

本国から運んできた砂漠の砂の上に横たわるリラックス体験で大人気の「ヨルダンパビリオン」。2Fにはヨルダン発の美容ブランド「TRINITAE(トリネティ)」が運営する「死海スパ」があり、ハンドマッサージを受けることができます。メニューは塩スクラブか泥パックの二択。肌を潤す塩化マグネシウムが海水の30倍以上も含まれているといわれる死海の泥を原料に用いた「トリネティ」のコスメのいい香りと、セラピストによる巧みな施術に思わず昇天しそうになります。お肌もしっとりしますよ。

お土産は、人気セレクトショップの期間限定ポップアップストアで!

アーバン博(URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE)

画像: アーバン博(URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE)

大阪を本拠地とする人気セレクトショップ『URBAN RESERCH(アーバンリサーチ)』が、国内ファッション企業で唯一単独出店しているポップアップストア「アーバン博」。ジャポニズム・テクノロジー・スーベニアの3つをキーワードに掲げ、ゲストのお土産ニーズに応える雑貨を中心にラインナップ。万博公式キャラクター・ミャクミャクのカラーリングをイメージした赤と青の限定アイテムや、豚まんで大人気の『551HORAI(蓬莱)』とコラボしたウェアやバッグ、京都・丹後地方のちりめん生地を採用したトートバッグ、大阪・堺の注染(ちゅうせん)染め手ぬぐい、オリジナル“大阪”だるまフィギュアなどが購入できます。

万博コーデは、熱中症対策を万全に!

以上、ファッション好きな人が楽しむべき、ちょっぴりマニアックな大阪•関西万博2025の見どころをご紹介しました。これから初めて遊びに行く方も、すでに何度も通っている通期パス勢も、熱中症対策を万全に、こまめに休憩をとりながらマイペースで楽しんでみてくださいね。

取材協力/2025年日本国際博覧会協会 取材・文/Senior Writer:OKISHIMAGAZINE

This article is a sponsored article by
''.