新ライン[Mila Owen WELLNESS LINE]が登場
[Mila Owen]2025サマーコレクション展示会レポート

アクティブシーンや気候の揺らぎに対応する
[Mila Owen WELLNESS LINE]

テック系ファッションが注目されるようになって久しいですが、ついに[Mila Owen]でも本格的に機能性に特化したラインがスタート。ブランドのベーシックスタイルを踏襲しながら、テック素材や環境に配慮したリサイクル素材を使ったアイテムがラインナップ。

レジャーや屋外のイベントに参加する機会が増えたり、気候や気温の急激な変化が増えるこれからのシーズンは特に重宝すること間違いありません。

雨の日でもおしゃれを楽しめるよう、撥水加工を施したアウターやレイングッズで組んだコーディネート。アウターは肌馴染みのいいホワイトとトレンド感たっぷりのバレエピンクの2色展開。いかにもなレインコート →撥水アウターではなく、デイリー使いできるラフなデザイン。小さく折り畳んで共布のバッグに収納できるので、咄嗟のゲリラ豪雨に備えてバッグに忍ばせておけます。

大人かわいいぽってりとしたフォルムが新鮮な晴雨兼用ブーツ。パンツ、スカート、ロング丈、ミニ丈全てのボトムスにマッチするデザインです。「長靴感」がないので天候問わずデイリー使いしたくなりますね。

夏はマストな保冷バッグも[Mila Owen]にかかるととてもベーシック。保冷バッグというと、内側がアルミなどを使うため、ギラリとしたシルバーのものが多いですが、こちらは外側の生地と同色の素材を使用。また、すっきりしたスクエア型のトートバッグはコーディネートに馴染みがよく、サブバッグとしても使いやすいデザイン。いかにもな保冷バッグではないルックスがスタイリッシュです。

レジャーシーズンに大活躍！撥水加工のデニムが登場

シルエットや穿き心地のよさに定評ある[Mila Owen]のですが、今シーズン新しく登場となるのが撥水加工のデニム。デイリーウエアとして欠かせないデニムパンツですが、何気に裾が濡れるとストレスフルですが、水を弾いて汚れを防ぐ加工を施したこのパンツがあれば雨の日や夏のレジャーシーンで大助かり。フッ素系化合物不使用のサステナブルな技術を採用したスペシャル素材という点も◎

チアフルな色が溢れたデイリースタイルを提案

ベーシック＆エレガントなスタイルが基本の[Mila Owen]ですが、サマーコレクションとあって夏の日差しに負けない、カラーを効かせたスタイルが豊富。春からのトレンド、スカーフを駆使した着こなしはデニムと合わせて70’sな雰囲気に。花柄のスカーフをアクセントにすることで、女性らしさを感じるヴィンテージライクなスタイルを演出しています。ビビッドなフラワープリントのリゾートライクなマキシ丈ワンピースには、スポーティな小物を。現代的なMIXスタイルはぜひ取り入れたいバランス感覚。

リラクシーなスタイルもこの夏は色を効かせて。左のマドラスチェックのティアードワンピースにアメリカンスリーブのタンクトップを重ねた着こなしは、他をモノトーンで抑えてシティライクにスタイリング。右のスタイルは赤いローゲージのニットベストとタンクトップを重ねたセットアイテム。夏らしく、インナーにも色を効かせて組み合わせを楽しんでも素敵です。

真夏でもきちんと見えしたいシーンに向けたソリッドなアイテムは[Mila Owen]の得意とするところ。速乾や接触冷感、ウォッシャブルなど、着心地がよくて扱いやすいコンフォートアイテムも続々登場予定。毎日の通勤でたくさん汗を掻くオフィススタイルこそ、テック素材が助かります。

定番のシャツはボーホームードを感じる新作が

最後にご紹介するのは定番人気のベーシックなシャツ。計算され尽くしたほどよいゆったりシルエットは着回しやすく、数枚色ち買いする人も。今シーズンはコットン、リネン、ラミー糸を使用した多彩なラインナップとなっています。プレスの松岡さんが勧めるのは、トレンドのボヘミアンなエッセンスを感じる共布の細紐付きタイプ。マネキンのようにチョーカー風に巻いたり、松岡さんのようにラフにウエストマークしたり。着こなしの幅が広がる一枚となっています。

TEXT：ERI NISHIMURA