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トリートメントにヘアパック。ヘアミルクにヘアオイル。どんなにヘアケアを頑張っていても、床に落ちた瞬間から、気持ち悪い、と感じてしまう髪の毛。自分の髪の毛すら嫌悪感を感じてしまうのに、知らない人の髪の毛ならなおの事で……今回は私自身の経験談をご紹介します。

月一の点検業務

私の勤務先の脱毛サロンにはシャワー室が完備されているのですが、お客様に貸し出しはしておらず、普段は物置として使っています。

店長が月に一度、その物置兼シャワー室を掃除・点検していたある日のこと。そこで長い白い髪の毛を発見。スタッフにもお客様にも白髪ロングの人はいないため、不気味に感じつつ「荷物についてきたのかな」と深く考えないようにしました。

繰り返される怪現象

それ以降、店長は防犯の為、月一ではなく頻繁に点検するようになりました。すると時々、白髪ロングが落ちているのです。

さらに、いつも冷水で使用しているシャワーの温度計が40度を指していることも。幽霊や怪奇現象を否定する店長でしたが「もしかして幽霊なのでは」と疑い始めました。

シャワー室の真相

ある晩の事。閉店後に忘れ物を取りに戻った店長は、誰もいないはずの店内から水音を聞きました。しかも音の出どころはシャワー室。泥棒か幽霊か判断がつかない店長は、意を決して消火器を持ってドアを開けました。そこにはスタッフの姿が。手には白髪ロングのカツラが握られています。

実は彼女はコスプレが趣味。しかし実家の両親にコスプレを反対されているため、誰もいないサロンのシャワー室でウィッグを洗っていたのです。これまでの白髪ロングはその際に抜け落ちたものでした。店長は安堵しつつも、サロンを私用で使ったことを厳しく注意しました。

解決したはずなのに

それ以来、スタッフがシャワーを使うことはなくなりました。しかし今も時々、長い髪の毛が落ちていることがあるのです。カツラ洗い事件以降、物置としても使っていないのに……店長の「幽霊なのでは」という疑念を完全には拭えず、その謎は今も解けていません。

原因が分かった安心と、なお残る謎。その両方を抱えながら働く日々は、色んな意味で身の引き締まる思いなのです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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